ギリアド・サイエンシズとは ~レムデシビルを作る製薬会社とは~
目次
先日、次のようなニュースが飛び込んできました。
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ギリアド・サイエンシズがレムデシビルの治験成功。病院の患者が全員退院!
新型コロナに対して、また一つ人類が前進したニュースを見ました。
富山化学のアビガンもがんばっていますが、海外の方もコロナ対策のためにがんばっているんですね。すばらしい!
しかし、ダウやSPYDの構成銘柄としてなんとなく聞いたことはあると思われますが、「ギリアドサイエンシズってそもそもどんな会社だっけ?」と思ったので情報を収集してみることにしました。
ギリアド・サイエンシズとはどんな会社?
まずギリアド・サイエンシズはどのような会社なのでしょうか。
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ギリアド・サイエンシズ(英: Gilead Sciences)は、アメリカに本社を置く、世界第2位のバイオ製薬会社。治療薬の発見、開発と商品化を行っている。
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1987年の創業以来、HIV、B型肝炎、C型肝炎、インフルエンザといった感染症治療のための抗ウイルス剤開発を事業の中心としている。日本法人は2012年に設立された。
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抗インフルエンザ薬のオセルタミビルの世界独占特許権を保有している。1996年に開発し、スイスの製薬会社ロシュ社にライセンス供与している(同社から、商品名「タミフル」として発売されている)。
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また、米食品医薬品局(FDA)は、同社開発の経口抗レトロウイルス薬の「ツルバダ(Truvada)」を、エイズウイルス(HIV)への感染を予防する薬として世界で初めて承認した。
- 参考:Wikipedia
インフルエンザになったときのタミフルや、エイズやBC型肝炎などの治療薬や予防薬を開発したり売っている会社ということです。
それでは、株価はどうなのでしょうか。
株価
1994年時点での株価は0.54$でしたが、2015年7月には123.37ドルまで上昇し、21年間で228倍まで成長したそうです。
現在は、70$前後とそんなに高くはないですね。個別株でも買えそうです。
少し底は逃していますが、これから上がっていきそうですかね。場合によっては、2倍3倍はあるかもしれません。(あくまでも投資は自己責任でお願いします。)
業績はどうなのでしょうか。
業績
S&Pの格付けは「A 」。
S&P500の構成銘柄でもあります。
世界2番目ともあって、やはり金額は大きいですね。
売上・利益とも落ちています。しかし、自己資本比率があがっているということは、資産や特許の整理があったのかもしれません。
また、がん治療薬の会社フォーティセブン社を買収発表しています。(20年3月)
【「米国企業四季報2020」より」】
研究開発の分野は、何にどのようなお金がいっているかよくわからないので、本当に研究開発は進んでいるのか、財務を一時的に良くして研究開発費をけずっているのか外の人からはわからないですね。
でも、今回のニュースにあったように、新型コロナウイルスの治験が成功したのであればこれは朗報です。亡くなった方もいらっしゃったようですが、結果は良好のようです。
今後の伸びに少し期待できそうです。
ギリアド・サイエンシズ
感染症において、すごく研究されている会社だと感じました。
命の危険に自分たちもさらされているのにも関わらず、研究をし続ける姿は応援したくなりました。
このパンデミックを前に何もできない自分ですが、このような素敵な企業に微力ながら投資をして少しでも役に立てられればと思います。
まとめます。
まとめ
① ギリアド・サイエンシズは、感染症に対する薬を作る重要な企業。
③ 業績は微妙ですが、今後に期待。
以上参考になったら嬉しいです。
今後も皆さんに役に立ちそうな情報をブログで綴ります。