テスラの取締役に日本人！？
先日、次のようにツイートしました。
すごい！！日本人の誇り！！最終的に日本企業と合併しそう。日産あたり・・・？
— 小松 ＠ 日米株投資/せどり/ブログ (@kmt_invest) April 25, 2020
テスラの取締役に日本の元年金運用責任者…1年半続いた取締役会の混乱に終止符 https://t.co/wVWaZVerf0
「日本人がテスラの社長についた！おめでとう！」
ではなく、
「日本人の誇り！最終的に日本企業と合併しそう。日産あたり・・・？。」
とつぶやきました。
今回は、そのことについて。
目次
テスラとは？ → 「アメリカの電気自動車会社」
テスラ（.NASDAQ: TSLA）は、アメリカ合衆国のシリコンバレーを拠点に、二次電池式電気自動車と電気自動車関連商品、ソーラーパネルや蓄電池等を開発・製造・販売している自動車会社である。
（引用元：wikipedia）
電気自動車に、Panasonicのリチウムイオン電池を採用。
さらに、トヨタと一緒に電気自動車について共同研究。
しかし、トヨタは撤退し、社長イーロン・マスクのTwitterで株価が下落したことから経営陣は混乱。
そこで、今回社外取締役を招聘。
では、だれを招聘したのでしょう。
Tesla Welcomes Hiromichi Mizuno as New Independent Director to its Board
April 23, 2020
We are pleased to welcome Hiromichi (Hiro) Mizuno to Tesla’s Board of Directors and Audit Committee, effective April 23, 2020.
Hiro’s entire career has been in finance and investment, spanning Tokyo, New York, London, Hong Kong and Silicon Valley. Most recently, Hiro served as Executive Managing Director and Chief Investment Officer of Japan’s Government Pension Investment Fund, which is the largest pension fund in the world with approximately $1.5 trillion in assets under management. During his time there, Hiro emphasized the importance of environmental considerations in portfolio management and became a global thought leader in sustainable and responsible investment. He also challenged many established market practices, including short-selling, to promote long-term value creation by corporations.
In addition to his understanding of financial markets and economics, Hiro brings to the Tesla Board an expertise in international policy, as he is member of numerous business and government advisory boards, including the board of the PRI, an investor initiative to promote responsible investment in partnership with the United Nations, the World Economic Forum’s Global Future Council, and the Japanese government’s strategic fund integrated advisory board.
We are excited that Hiro has joined our mission to accelerate the world’s transition to sustainable energy.
（引用元：テスラホームページ）
水野弘道という方のようです。
和訳すると、経済と投資に詳しい水野さんを招聘したということですね。ところで水野さんってだれでしょう。
日本人のだれ？ → 「水野 弘道」
水野さんの資料2つみていきましょう。
水野 弘道
投資家。英国の投資会社コラーキャピタル（累積運用資産約9000億円）のパートナーとして世界中のベンチャー企業、未上場企業への投資を行う。世界規模のプライベートエクイティ投資会社で初の日本人パートナーと呼ばれる。前職は住友信託銀行で、金沢支店勤務などを経てMBA留学、その後シリコンバレー、ニューヨーク支店勤務。現在、欧米、アジアの数多くの投資会社のアドバイザーを務めるほか、京都大学iPS細胞研究所特任教授、大阪大学医学系大学院招聘准教授。ひろしまイノベーション機構顧問。チャリティープラットフォームの（財）ジャストギビングジャパン顧問。岐阜県多治見市生まれ。ロンドン在住。
（引用元：日経新聞出版）
水野 弘道
岐阜県多治見市生まれ[1]。岐阜県立多治見北高等学校を経て[2]、1988年大阪市立大学法学部卒業、住友信託銀行入社。1995年ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院卒業。2003年にはコラーキャピタルパートナーに就任し[3]、世界的プライベート・エクイティ・ファンド初の日本人パートナーとされる[1]。
2012年京都大学iPS細胞研究所特任教授。2013年京都大学iPS細胞研究所アドバイザー、大阪大学大学院医学系研究科招聘教授。2014年年金積立金管理運用独立行政法人運用委員会委員。2015年から年金積立金管理運用独立行政法人理事（管理運用業務担当）兼CIOを務め[3][4]、社会的責任投資の拡大を進め[5]、2019年の任期満了を受け再任された[6]。2020年退任[7]。
ジャフコアドバイザー、東京海上キャピタルアドバイザー、アドバンテッジ パートナーズアドバイザー、ラクオリア創薬取締役[8]、テルアビブ大学大学院シニア・フェロー、近畿大学世界経済研究所客員教授、国際連合責任投資原則協会理事、内閣官房健康医療戦略参与、内閣官房官民ファンドの活躍推進に関する閣僚連絡幹事会有識者委員、文部科学省国立大学法人評価委員会委員等も歴任[9]。
（引用元：wikipedia）
ということで、銀行出身のグローバルな投資家兼アドバイザーです。GPIFにも関わっていました。
何がすごい？ → 「成長率・今後の期待感がすごい」
なんといったってテスラ。
売り上げ、利益も、右肩上がり。
指標は今当てにならないけれど、同業者の中では良。
株価も押し目過ぎたけれど、これからガンガン上がると考えられています。。
これはあくまで私の推測ですが、ブランド戦略に成功しており、今後間違えなく世界のトップブランドになります。
何で日産？ → 「株価底、起死回生の奇策が欲しい？」
日本人が起用されたということは、やはりアジア市場が欲しい。
TOYOTAグループとは距離をとられた。
さらに、ゴーンショックを受けている日産は、セレナとフィット以外での起死回生の足がかりが欲しい。
そこで、電気自動車を改良続けている国内2位の日産と、日本進出を進めたいテスラが協働しないかと妄想しておりました。
・・・ないかな？あくまで妄想ですので、読み流してください。恐らく以前株主だったので応援しているんだと思います。
まとめます。
まとめ
以上です。テスラが意外と日本に近い会社とわかり、急に親近感がわきました。
様子をみて、日産が底をついてきているので、そろそろ何かうってきそうなのでこんな記事になりました。
早く景気が良くなるといいですね。
